くすぐりフェチによる創作ブログ。ここに書くのは雑多なことばかり。『はじめに』に作品へのリンクがあります。
2013/04/03
23:08:28
 さて、ToDoの整理です。

 と言うのも、また新しい長編を思い付いてしまったのです。正直、これ以上増やすと処理しきれない。

・クレナイ製作所物語
・ASTE
・新長編『硝子眼と瑠璃髪』

 とりあえずは、上二つについて。

 クレナイ製作所物語は、相も変わらずマイペースにやります。書ける時に書く、書けない時は書かない。物語自体はパターン化したお気楽なものですからね、書く方もお気楽にやって行きたいと思います。目指せ、くすぐり界のドラ○もん。

 ASTEは、今一番作業の優先度を高く設定しています。他の方の作品を借りている訳ですし、あまりダラダラと書くのもよろしくない。
 ASTEと新長編は割かしガッツリとした物語なので、並行して作業するのは中々大変。まずはASTEをしっかり完結させてから、新しい方をじっくりやって行こうかと思います。

 さて、そんな新長編『硝子眼と瑠璃髪』ですが、ほんのちょっとだけザックリと書いております。ここ最近何の文章もアップしていないので、そのザックリと書いた文章を続きからに載せておきたいと思います。
 ただし、導入の為アダルトシーンは全くありませんし、公開する文章はまだ執筆中の為大変雑です。それと、メモとしてある程度のネタバレも書いてあります。まぁ、よくライトノベルとかにある人物紹介にサラッと載ってる程度のネタバレかなってぐらいですけど(´-ω-)
 それでもよろしければ、ご覧頂ければ嬉しいです。


 その前にまずはコメント返信

げらく様

ほっとんど、というか全部レポート書いちゃってるじゃんwww 俺書くことないよwww

オフ会お疲れ様でしたー!
またやろうねw


 何度言ったか分からないけど、乙(´-ω-)ノ 次は多分夏だな。


白米様

あ、もしもし?来月お花見しない?


 東京開催なら行くぜ(´゜д゜)ノ あと金があれば
 でも、その前にはお花散っちゃってそうだよ(´・ω・)



 さて、それでは続きから新長編『硝子眼と瑠璃髪』のαverでございます。
 シリーズ通してのテーマは
ファンタジー m/f
 です。それではどうぞ。
.




硝子眼と瑠璃髪(タイトル仮)
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 第一話 硝子眼と奴隷
 --------------------------------------------------
  それは、最早ありふれた光景だった。
 
 「――今、何つったって訊いてんだよ、あぁッ!!?」
 
  叩かれる木のテーブル、響き渡る鈍い音、飛び散る葡萄酒の滴。古びた酒場の中心で、一人の男が額に青筋を立てて喚き声を上げていた。
 
 「おい、てめぇッ!! 聞いてんのかオラァッ!!」
 
  その屈強な男の視線の先では、赤髪の青年が椅子に座っていた。黒いローブに包まれた身体は中肉中背。その鋭い眼は、目の前の男にうんざりしたかの様にそっと閉じられていた。
 
 
 「……煩い、と言ったんだ。酒が不味くなる」
 
  彼は、そのまま葡萄酒をあおり、溜息を付いてそう応えた。彼が首を傾ける度に、肩まで伸びた赤髪が小さく揺れた。
 
 「んだとぉッ!!?」
 「女給を軟派するな。御前のせいで、酒が来るのが遅い」
 「ッ! っの野郎……ッ!!」
 
  そして、彼は再び悠々と口の中に葡萄酒を注ぎ込み始める。まるで相手にされていないかの様な態度に、男の頭に見る見るうちに血が上って行く。
 
  酔っ払い同士の喧嘩。それは、この寂れた酒場ではありふれた光景。酒場の主も止めることなど出来ない。
  周りの客は皆、『またか』と言った風に溜息を付いて眼を逸らす。彼らにとって、そんなやり取りは迷惑以外の何物でもなかった。決着が着くなり誰かが仲裁するなり、早く穏やかに酒を飲ませて欲しい、そう願うばかりだった。
 
  しかし今回は、そんなありふれた迷惑とは違う出来事が起きる。
 
 
 「……ご主人様…………」
 
  それは、か細く上がった少女の声。いつの間にだろうか、瑠璃色の髪をした少女が、青年の腕を小さく引いていたのだった。青年は静かに目を開ける。褐色の瞳が、まだ幼い彼女を鮮明に写し出した。
  人目を引く美しい色をした髪は肩の上で切り揃えられ、それと同じ色をした大きな瞳は丸い眼の中で小さく揺れている。彼女の麻で出来た衣服は、青年の分厚く滑らかなローブと比べれば、些か質素過ぎる様にも見えた。
  無法の酒場にはおよそ似つかわしくない少女は、座ってようやく同じ目の高さになった彼にたどたどしく言葉を続けた。
 
 「喧嘩は、だめ……」
 「大人しくしていろ、ラピラ」
 「でも……」
 「黙れ」
 
  彼は、自らラピラと呼んだ少女の言葉をにべもなくはね除けた。ラピラは、それでも口を開いて何かを言おうとする。しかし彼女は、結局口をパクパクさせたまま、小さく息を吐き出すことしか出来なくなってしまうのだった。
 
 
 「おい、そろそろ俺の話も聞いてくれねぇかなぁ」
 
  そんな二人のやり取りを見て、酔っ払いは再び声を荒げた。その声音は先程より幾分静かで、それでもその眼には明らかな怒りが見て取れた。彼は、その醜い表情に精一杯の笑みを浮かべて言葉を続けた。
 
 「……ロリコンの兄ちゃんよぉ……!」
 
  それは、明確な侮辱。酒場の空気が凍りつく。
 
 「何だ嬢ちゃん、よく見たら中々可愛いじゃねぇか。こいつみたいな変態に売り飛ばしゃあ、結構な金になりそうだなぁ? よぉ……!」
 「っ……!」
 
  徐々に変わる雰囲気に気を良くしたのか、酔っ払いは饒舌に汚い言葉を並べて行く。ラピラは青年の腕を強く掴んだ。
  小さな酒場を、剣呑な雰囲気が支配する。客は皆慌てて席を立ち、今すぐにでも始まろうとしている喧嘩に巻き込まれないよう、部屋の隅へと逃げ出す。
 
 「…………」
 
  青年は、口に付けていたグラスをテーブルに置くと、しばらくの間空になったそれを見つめ、再び顔を上げ小さく溜息を付く。汚らわしい眼差しで少女を睨みつける酔っ払いに、彼は……。
 
 「同じ酒をもう一杯。それと、この餓鬼に適当なスナックを」
 
  何の関心も寄せてはいなかった。
  拍子の抜けた空気、部屋の隅では声を押し殺して苦笑するものすら現れる。まるで、酒場全体から馬鹿にされた様な心地に、酔っ払いの顔が見る見るうちに熱くなって行く。
 
 
 「ッ、ざけんなあぁぁぁぁぁッ!!!」
 
  酒場を揺るがす怒号。客には、この後の出来事が、まるで時間を止めたかの様にゆっくりと見えたことだろう。
 
  酔っ払いの振り上げる腕。
  まるで動じない様子の青年。
 
 「――っ!!」
 
  そして、青年の前に立ち塞がる少女。
  風斬り音を立てて振り下ろされる腕。
 ――マズイ。
  客の誰しもが、そう思った。
 
  しかし、結局それは杞憂に終わる。
 
 「――あ゛ッ!? があぁぁぁぁぁッ!!?」
 
  振り下ろした腕がラピラの顔面に届く直前、それがけたたましい音を立ててあらぬ方向へと圧し折れてしまったのだから。
 
 
 「う゛、腕がッ!!? ぎっ、あ゛あ゛ぁぁぁぁッ!!?」
 
  その場にいた何人が、それを理解することが出来ただろうか。部屋の隅に逃げた客には理解出来ようも無い。襲い掛かる拳にぎゅっと目を瞑ってしまったラピラですら分からない。誰もが、呆気に取られて口を開けるばかりだった。
 
 「て、めぇ……ッ!! 一体……ッ!?」
 
  やがて、腕を折られた酔っ払いだけがそれに気付く。それを引き起こした張本人である、赤髪の青年の眼を見て。彼は、思わず引きつった悲鳴を上げた。
 
 「――ひィッ!!?」
 
  それは、何と奇怪な姿だろうか。褐色の瞳が宿る彼の眼が、ぽっかりと消えてしまっていたのだ。彼の眼は酒場の灯りを鈍く反射させ、瞳の向こうを支配する闇をぼんやりと写し出す。それはまるで……。
 
 
 「が、『硝子眼』……ッ!!?」
 
  酔っ払いが怯えた声でそう呼んだ瞬間、先よりもずっと険しく気ぜわしい空気が酒場を包み込んだ。辺りがどよめきに支配される。
 
 「硝子眼……? 『硝子眼』のリステルか……!?」
 「馬鹿な……っ! 大戦の英雄が、何でったってこんな辺鄙な街に……!」
 
  酒場の客が、次々と口を開き始める。行商人との世間話、広場で立てた聞き耳、情報屋のとっておき。ありとあらゆる噂が、彼を目の前にして飛び交い始める。
  リステルは思わず顔をしかめた。
 
 「チッ……」
 
  彼は一度舌打ちをすると、色を失った眼をそっと閉じて溜息を吐いた。そして数秒の後、彼がその眼開いたその中には、再び鈍く光る褐色の瞳が宿っていた。
 
 「馳走になった」
 
  彼はそう言うと、ローブの隙間から一枚の銀貨を取り出して、テーブルの上に静かに置く。そのままラピラの手を取ると、頭に黒いフードを被って、そのまま酒場の外へと歩き出してしまうのだった。
 
 
 「っつぅ……、ぐぅ……ッ!」
 「アンタ、命拾いしたね」
 
  彼らが発った後、酒場の沈黙を破ったのは、一人の旅人。彼は、軽い足取りで酔っ払いに近付くと、気さくに声を掛けた。
 
 「『硝子眼』って言ったら、世界でも有数の魔術士。しかも、ここの所はそうとうヤバい雰囲気だったと聞く。喧嘩を売って生きていられるなんて大した運じゃないか」
 「あでッ!? いづづづづッ!!」
 
  そして、彼は酔っ払いの腕を取り、鞄に入れてあった包帯を副木と共に巻き始める。
 
 「しかし、おかしいな」
 
  お節介な旅人は、彼の悲鳴を尻目に一人呟いた。
 
 
 「『硝子眼』が少女を連れて歩くなんて聞いたことが無い。彼女は、一体……?」
 
 [newpage]
 キャラクター
 --------------------------------------------------
 <メイン>
 
 リステル
  『硝子眼』と呼ばれる世界でも有数の魔術士。至って冷静で合理的、自己の平穏の為なら感情や道徳にも縛られない。流浪の旅の最中、奴隷として売られていたラピラを買う。その真意は、彼のみが知る。
  本人曰く、『英雄色を好む』とのこと。涼しい顔をして、性欲は人一倍強い。
 
 ラピラ
  瑠璃色の髪が特徴的な、奴隷の少女。市場で売られていた所を、リステルに買われる。度々、彼の性欲の捌け口として犯される。主である彼のことは、恐くとも嫌いでは無いらしい。
 
 メルベラ
  冒険者ギルドのAランクハンター。リステルに気安く声を掛けられる数少ない人物。度々彼にちょっかいを出し、誘い、悦んで犯される。
  得意分野はトレジャーハント。リステルの実力には遠く及ばないものの、Aランクハンターの名は伊達では無い。
 
 
 <『学園』編>
 
 フュート
  魔族と行動を共にする謎の少年。何かから逃げ回る様に旅をしている。
  ラピラ曰く、『言い難い名前』。彼女は彼を『ふーと』と呼んでいる。
 
 ローヴェ
  フュートと共に旅をするサキュバス。元は、七魔将『色欲』と呼ばれた魔族の幹部だったらしい。
 
 トレラ
  フュートと共に旅をするスライムガール。元は、ローヴェの配下だったらしい。
 
 シャーレ
  フュートと共に旅をするハーピィ。元は、ローヴェの配下だったらしい。
 
 
 <『硝子眼』編>
 
 未定


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