くすぐりフェチによる創作ブログ。ここに書くのは雑多なことばかり。『はじめに』に作品へのリンクがあります。
20:31:09
ブログを更新したのは、一つ文章を書いたからなのでした(ノω`)

時間制限はありませんが、一つ『バトルシーン』をテーマにサクっと書いたのでござるよ。

本文章は、何年か後に書こうと思ってるふぁそたじー小説の一場面、そのまま抜き出したような感じなので、色々アレだったりなんだったりしますが、まぁそんなのは度外視。
バトルシーンは、どれくらい気取って書くかのバランスが難しいですね(´ー`) 飾らないで書くと面白く無いし、中二成分を上げ過ぎると痛くなってしまう。
バトルなんて書くの初めてですが(´・ω・) まぁ、良かったら読んでやって下さいな。

続きからでございます。


「オイオイ、テメェの力はそんなモンじゃ無ぇだろ……? もっと俺を楽しませろよ……ッ、リオォ……ッ!!」
もはや廃墟と成り果てたスラム街の一角、瓦礫の山頂に降り立ったベルゼは、月明かりに照らされながら吼えた。赤い月に照らされた狂戦士は、まるで死神の様だった。

「っ……! ぐぅ…………ッ!!」
 リオは、うめき声を上げながら再び己が片手半剣を半身で構えた。茶色の髪は自らの血で濡れ、幼さの残る顔は焦燥と疲労が滲み出ていた。その姿に、ベルゼは歓喜した。
「アッハハハハハハ!! 良いねぇ……ッ!! まだやれる! まだ闘える!! 楽しいぜ……、最ッ高に楽しいぜ、リオォォ!!!」

 死神は一頻り笑うと、瓦礫に突き立てていたツヴァイハンターを無造作に引き抜き、地面を抉りながらリオへと猛進する。巨大なる死神の刃が、リオの眼前に振り下ろされた。
「……ッ!!」
寸前、リオの姿が霞んで消える。半瞬後に彼の姿が数歩後ろに現れた。
「ヒャッハハハハハ!!? なんだよお前!! もっと疾く動けるじゃねぇか……!!?
……来いよ……ッ! その疾さで来てみろよぉ……ッ!!!」
「……ぉぉおおおおおおお!!!」

 二つの刃が肉迫する。リオは、白く光る刃を死神の腹部へと突き出した。しかし、それは彼の赤黒い巨刃によって容易く弾かれてしまう。
「……ッ!」
「……まだ、終わりじゃねぇだろ……ッ?」
死神の言葉に応えるかの様に、リオは続けざまに刃を繰り出した。白の軌跡が、半瞬の内に三つ四つと紡がれて行く。鉄すら容易く斬り刻む軌跡が、五つ六つと増えてゆく。しかし、死神はまるでそれを無視するかの様に、手に持った大剣を無造作に薙いだ。
「疾いが……。やっぱ非力だな、オマエ」
「……ぐっ!!?」
リオの頬に、赤い筋が一つ加わった。それに死神は、口を大きく裂いて笑った。
「今度は、俺からも行くぜ……!?」


「ぁぁぁぁあああああああ!!!」
「アッハハハハハハハハハ!!!」
罪人と死神は、幾百幾千もの刃を繰り出す。罪人はひたすら叫び、死神はひたすら笑った。彼らはひたすら斬り下ろし、防ぎ、斬り上げ、避け、突き、弾き、薙ぎ、駆けた。

 死神は、笑いながらその巨大なる刃を振り回す。その身体は返り血のみで濡れ、その顔は狂気なる歓喜に満ち溢れていた。
「ヒャッハハハハハ!!! 最高だッ!! やっぱりテメェだ……ッ、テメェなんだよ……ッ!! 魔王でもマスターでもサキでも他の雑魚共でもねぇ!! こんな楽しい殺し合いが出来るのは、テメェだけだ……ッ!! リオォォォォォォ!!!!」

 罪人は、雄叫びを上げながらその細く長い刃を突き出す。その身体は己が血でのみ濡れ、その顔は苦痛と怒りに満ち溢れていた。
「……ぐぅっ!? ……こんなことしてる場合じゃ無い、だろ……!!? 今戦えるのは、俺達だけだろうが……!! マスターも、サキも!!! こんなこと……!!!」
「……そのマスターを殺して、サキを重症にしたのは、テメェじゃねぇか」
「――ッ!!!?」
瞬間、リオの腹部が大きく裂ける。彼の腹から、赤い血が止め処なく溢れ出した。

「ま、俺には関係無ぇけどな」
ベルゼはそう言うと、つまらなそうな顔でリオを見据えた。
「しかしまぁ、これで終わりか? ぁ゛~、終わっちまうと呆気無いもんだ」
「……ガ……、ァ…………」
リオはその言葉に応える事が出来ない。彼は、あまりにも血を多く流し過ぎた。
「チッ、次はどうすっかな……。魔王殺って、サキ殺って、……そしたらギルドの二人でも殺るか……」
「……ッ、止……め……」

 そこでベルゼは、ふと思いついた様に口を開いた。
 それは、最も言ってはならない言葉だった。
「あぁ、その次はアイツにすっか。なんつったけか、あの女。確か、シスクとか……」

 瞬間、刃がぶつかり合う音が響く。ベルゼの頬に赤い筋が生まれた。
「……師匠に、触るな……」
「……良いねぇ。まだやるのか……ッ!!」
死神は、再び深い笑みを浮かべた。
「……お前は、もう赦さない」
罪人は凍て付く表情を浮かべた。

「コウ悔、すルナよ……」
リオの頭の中で、カチリと何かが切り替わる音が響いた。


~・~・~・~

こんな感じ。
いつかちゃんと文章にしたいなぁ(´-д-)


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